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『鹿鼎記』 第3話&第4話 鑑賞

今週も可愛い小桂子&小玄子のアホアホ対決から始まります!
ワンワン!ワンワン!(爆)



相変わらず遊びまくってる小桂子。
今週は小桂子が皇宮に来て2ヶ月くらい経った頃の話しだそうです。

こらぁ!真面目に作業している人の邪魔するなぁ!汚すなぁ散らかすなぁ!
っつうか、あんなクソガキ共困るナァ(笑)。
もし街で遊んでた子供があんな格好で家に帰ってきたら、
私なら「待て!入るんじゃない!」と言ってホースで放水してから
裸にひん剥いて家に入れるネ!もちろん玄関にはタオルを敷いて手にもタオル持って。

太和殿でのエピソードは原作にはありません。
ドラマ中でハイコンコン(海大富)も言った通り、
「あそこ(太和殿)に(無位の宦官が)入って生きて帰れた事だけで太陽が西から上る」
そんなくらいありえない事だったから。
小玄子の孤独な境遇と小桂子への特別な思い、
二人の絆(友情)をわかりやすく表すエピソードとして追加したのでしょう。

皇宮には大勢の者が仕え働いておりますが広い皇宮で、
小桂子のように皇帝に会った事がない者も大勢います。
でも、宦官として皇宮に来た時にまず教え込まれるのは
皇宮のしきたりや決まりごとと職位ごとの身なりの違いなのだそうです。
遠くから服装を見ただけでその者の身分の高低や職種がわかるようになっています。
だから皇帝の服装は皇宮で他の者が誰も着ない唯一のモノ。
それを毎日顔を合わせているのに全く気が付かないというのは
よほど馬鹿か間抜けか、モグリだという事になります。

でも小玄子も可愛いなぁ。
幼い時に皇帝に即位しているから周囲はみな大人や老人。
男の子だから走り回って思いっきり遊びたい年頃でも
下手に付き合って玉体に怪我でもされたらと
誰もまともに遊んでくれません。
突然現れて全く皇帝と気付かず遊んでくれる小桂子は
心を許せる友を渇望していた少年・玄にとって万金に値する存在なのでした。
平伏する小桂子を責めながらも一緒に遊びたいのにと泣きじゃくる康熙帝に
思わず目頭が熱くなる三仙の母でありました。

小玄子が皇帝とわかるのは原作では上書房です。
実は温兄弟に上書房に案内して貰った後ドラマのように連れ出されるのですが
温兄弟と別れた後、一人でこっそり戻るのです。
ところが上書房に戻った後に他の宦官がやってきて出るに出られなくなり
困っている間に誰かがまた入ってきて最後はオーバイの登場になるわけです。
しかも宦官の後から入ってきた者は実は皇帝だったのです。

物陰に隠れていた小桂子はオーバイの姿は覗き見たのですが
彼から見て死角にいた皇帝の姿は見えず、
そのためまだ皇帝が小玄子だと気付いていませんでした。
オーバイが「陛下」と呼び、それに答える皇帝の声を聞いて小桂子は
「子供みたいな声だ。小玄子に似ている。こいつはお笑い種だ。」と心中で笑っています。
その後で、オーバイに詰め寄られた皇帝が思わず椅子の上に立ち上がった時、
小桂子にも彼の顔が見えて、そこで初めて小玄子が皇帝だと知ったのです。
そして、仰天しながらも小玄子を守るために飛び出していったのでした。

ところで、オーバイがしつこく言っていたスクサハの処刑について。
ドラマの台詞だけでは、何が問題で何を皇帝が躊躇しているのかよくわかりません。

先帝である父・順治帝の死で、幼くして皇帝となった愛新覚羅 玄。
彼は康熙帝と呼ばれるのですが、なんにしてもまだ幼すぎました。
なので先帝は死に際して四人の顧命大臣を選び
息子が政が出来る年齢に成長するまで彼等が補佐代行を務めていたのです。

その四人の顧命(補正)大臣はソエトの父・ソニンやスクサハやオーバイがいました。
あとの一人?忘れた!(笑) 原作には載っていなかったような…?
とにかくオーバイはその四人の大臣の中でも傲慢で横暴で
軍や侍衛達を掌握していてその権力でもって全てを取り仕切っていたのです。
しかも武人でなんでも力で制するのがオーバイのやり方。
歴史の真実はともかく、順治帝も「満人漢人が共に暮らせる国を」と望んだというのに
政権をとったとはいえ漢人だらけのこの土地で悪戯に民を苦しめては
清王朝の基盤を揺るがす事にもなりかねません。
他の大臣達が苦言を呈しようものなら、スクサハの例の様になんだかんだ言って
蹴落とすどころか滅ぼさんばかりの勢い。

ドラマで皇帝が指摘した通り、オーバイとスクサハは仲が悪かったようです。

親政とはどうやら補佐の大臣の力を借りず皇帝自ら政を行うという事なんですが、
文武両道なこの小皇帝は成長するに従いこのオーバイの横暴を知る事になります。
で、他の大臣は怖れをなして手出しが出来ないことも知り、
親政を考え始めたのでした。

それを聞いたスクサハは、幼い皇帝を補佐する役目もこれで任務完了と
残る余生を元々重用してくれていた先帝の菩提を弔う事に費やしたいと
康熙帝に上奏してお願いしたのです。
これには裏があり、老いたスクサハが補佐の任務が解かれたら
真っ先にオーバイは自分の命を狙うだろうと思い、
先を読んで北京を離れ、先帝の菩提を祭る寺に隠遁しようという事だったのです。

そうはさせじとオーバイは、その上奏文の上げ足を取り難癖をつけて
隠居を許可する前に一族もろとも滅ぼそうとしたのです。
幼いながらも聡明な康熙帝はこの辺の事情を全て知っていた為に
オーバイが出したスクサハ処刑の上奏をなかなか許可しなかったのでした。

この辺の事情はトニーさん版の『鹿鼎記』では丁寧に描かれていましたね。

小玄子が康熙帝だったと知り大喜びな小桂子。
ハイコンコンがこれを聞きつけ詳細を聞こうとしますが
そのシーンの小桂子は上手い演技でしたねぇ。
作り笑いの傍から頬がピクピクいってる所なんて緊張感が伝わりました。

「字が読めない」
小桂子の言った事は本当です。そもそも識字率が低かったあの時代、
元来の怠け者だしまともな教育も受けられなかった境遇に育った韋小寶は
字が読めませんでした。
ただし、賭け事が大好きだった韋小寶は数字だけは読む事が出来たのです。
だから『四十二章経』という五文字の内、”四十二”だけは読む事が出来て
ハイコンコンが書いた文字が『四十二章経』だと見当をつけたのでした。


『連城訣』の主人公・狄雲も『侠客行』の主人公・狗雑種(のらいぬ)も
字が読めなかったんですよね。
『神侠侶』の楊過は黄蓉先生にみっちり仕込まれただけあって
字も読めたし学も少しはありました。元々利発な子だったし。
『射雕英雄伝』の郭靖が簡単な文字だけとはいえ読み書きできたのは
江湖の七不思議級な驚きだと思います!(爆)
お母上と江南七怪の皆様の血と汗と涙の賜物でしょう!南無阿弥陀仏…。


小桂子が字が読めないのは康熙帝も承知でした。
彼は小桂子に何かを説明したり手紙を書く時、
字ではなく絵を描いてあげるのでした。
機転のきく小桂子はその絵を見て康熙帝の意を良く悟ります。

さて、オーバイ捕縛大作戦! オーバイ暴れていましたねぇ!
原作では焦る気持ちをこらえて康熙帝は
ことのほか大喜びで興じている素振りを見せていたために
オーバイもガキの遊びだと最初は手加減していたそうです。

原作でも大体同じ流れですが、
さしものオーバイも皇帝が自分を殺そうとしているのだと気付くと
鬼神の如き勢いで殺戮を始めます。残った四人はすくみあがって動けません。
最後は灰神楽で目をやられた隙に小桂子が重い香炉でオーバイの脳天を強打。
香炉は割れたもののオーバイの頭は割れず、ただ昏倒したのみだったそうです。
さすがオーバイ!さすがオトンティン!(爆)
やっとの思いで昏倒させたオーバイを康熙帝は小桂子と二人で縛り上げたそうです。

「今回の件では、お互い武芸を長く学び味方もいたから
オーバイを始末できると思っていた。だが今日はお前がいなければ
私は殺されていた。」

本当にラッキーな勝利だったと思い知った康熙帝。
今後大事を成す際には奢ることなく、
より慎重に対処せねばと肝に銘じた康熙帝でした。
まるで桶狭間の戦いのあとの信長みたいですねぇ?(笑)

とにかくとうとうオーバイ捕縛までこぎつけた康熙帝。
【皇帝暗殺】という大罪をつけてしまえば彼の息のかかった連中も
おいそれと庇い立てするわけには行きません。

とうとう小桂子も【桂公】(ケイゴンゴン)と呼ばれるようになってましたねぇ!
ものすごいスピード出世じゃない?
でも、そんな事より逃げる算段を始めた韋小寶。
他人の金で毎日賭け事も出来るし小玄子と遊ぶのも楽しかったから
なんとなく一日延ばしにしていた皇宮脱出ですが、
やっと本腰を入れて逃げる気になってきたようです。

ハイコンコンから逃げられるのかねぇ?韋小寶?(笑)



さぁて!可愛い小桂子も来週が見納めかなぁ?
もう少し見ていたい気もするんだけど…(笑)。

tag : スカパー! チャンネルNECO 鹿鼎記 金庸 武侠

comment

Secret

銀妹へ

オーバイの草原での処罰画像、サルが大ウケしちょりました!(爆)

>現代も農村のお年寄りは読み書きできない人がほとんどだっただす…。
あの高官のオーバイですら「字が読めん!」と胸張っていましたからねぇ。

>数字が入った書名でえかった、えかった!
そうなのよぉ!書名が『葵花宝典』とかじゃなくってよかったねぇ!(笑)

迷子さんへ

可愛いもの!嵌るさぁ♪

>好みが変わったんですかw
へ?何故?
辮髪少年は正面から見ればマルガリータでしょ?
愛らしいマルガリータ坊やが二人いれば
三仙の母としては目を細めざるをえません(笑)。
ま、あの格好で帰ってきたら放水確実だけどネ(爆)。

母子共にオーバイの魅力にはまったようですねえ~ぬふ~

>そもそも識字率が低かったあの時代、

現代も農村のお年寄りは読み書きできない人がほとんどだっただす…。

>ただし、賭け事が大好きだった韋小寶は数字だけは読む事が出来たのです。

な~るほどねえ、数字が入った書名でえかった、えかった!

はまりましたねえ

はまりましたねえ、どぅいさん

悪ガキ二人の大暴れ、そこらへんにいる大人たちをおいやって、泥まみれになって暴れまわる小皇帝の姿に思わず胸を突かれてしまいました。

ほんと二人ともよくやるよねえ。

しかし、どぅいさん、好みが変わったんですかw
プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

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