昔からなのか?最近なのか? 勝手に妄想考察

私の勝手に妄想考察の時間です。
あくまで浅い知識に基づいた、偏った考察なのでご勘弁を…^^。
専門知識のある方は目くじら立てずに鼻で笑ってくださいな。


前から気になっていたんです。

日本語のひらかなの清音は通称五十音と呼ばれています。
それは以下の通り。

あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
や ゆ よ
らりるれろ
わ    を


あれ?48文字しかないジャン?
50音って…嘘ジャン!?



そう。や行にはもともと“ゐ”と“ゑ”があったんですよね。
これを含めるとちゃんと50文字になります。

ひらかなは表音文字です。一つの文字に一つの音が表されています。
だから“ゐ”と“ゑ”もちゃんと他のひらかなとは違う音があったはずです。
や行だから、ローマ字で書くと
“ya”“yi”“yu”“ye”“yo”になるのですかねぇ?
中国語に“yi”や“ye”という発音があったような気がします。
「日本人には難しいかもしれませんが練習してください。」みたいな事を
TVの中国語講座の先生がいっていた気がする…。

でも、文字がある以上日本人も昔は発音出来ていたのかもしれません。
ちゃんと使い分けていたし聞き分けていたのではないでしょうか?
“を”にしてもそうです。“お”と別の文字がある以上
昔はチャンと別な発音で使い分けていたと思うんです。
ローマ字で書いてみると“wo”になるのかなぁ?

“ゐ”と“ゑ”と“を”。
今じゃ発音は“ゐ”=“い”、“ゑ”=“え”、“を”=“お”になっていますが
きっと昔はチャンと別の音だったんだろうなぁ…。

ここまでは推察。そしてここからは私の妄想ですが、
ちゃんと発音を使い分けていたのに音が似ているからという理由で
面倒臭くなって、段々「いいじゃん、どっちでも…」という風潮になり
最後は言いにくい音は死語(というか死音?)となっていったんではないでしょうか?
ほら、外来語で欧米語などの“th”も“s”も、カタカナじゃ全部“サシスセソ”でしょ?
そのノリですよ。

淘汰の歴史の中で今や絶滅の危機に瀕しているのが、濁音の“ぢ”と“づ”。
“ぢ”は、「痔」「鼻血」くらいかな?“づ”にもなると殆どお目にかかりませんね。
本来これらの音を使う言葉は今や“じ”と“ず”に吸収されようとしています。
よぉく気を付けて発音してみると、舌の位置が少し違って音も微妙に違いますよね。
で、言いながら気が付いたんだけど、
“じ”と“ず”を言う時より“ぢ”と“づ”と言う時の方が唇に力が入ります。
頬の筋肉を使ってはっきり母音の“イ”や“ウ”の形をとらないと
“ぢ”や“づ”の音が出ないんです。
多分、そのチョッとの頬筋の力を使うのが面倒だったんじゃないかなぁ?

あと、大昔の歌などに書かれている“ぬ”と“む”。
「かもめむ」とか「するらむ」とか書いてあって、
今実際に読む時は「カモメン」とか「スルラン」とか読みませんか?

よく考えると“ン”の音は2種類あります。
「万歩計(まんぽけい)」と「金庫(きんこ)」。
この2つの言葉を読む時に“ん”を発音する時の唇はどうなっています?
「万歩計」の時は唇が閉じていて、「金庫」の時は開いていませんか?

で、“ん”。
“ん”だけ発音する時って唇は半開きのままで完全に脱力していません?

多分、英語でいう「member」と「tender」の違いのような
使い分けが昔は出来ていたのかも知れませんね。
でも段々「どっちでもいいじゃん」的になり、
今や“ん”の一文字にまとめられちゃったのかな?
唇動かすのそんなに面倒だったのかなぁ?
そういや、大昔は“ん”て字あったんだっけ?
(「いろはにほへと…」の歌でも字あまり的に最後に“ん”っていっていたような気が…)

そういえば、前述の“ゐ”や“ゑ”や“を”も
それらしく発音しようとすると口をはっきり横に伸ばしたり、
唇を突き出したりしないと発音出来ないな…。




『冬は寒いからできるだけ口を開けずに話すようになった』
そんな事を東北出身の友人が故郷の訛りを説明していました。

でもさぁ、北京語ではそれらの音もチャンと現存してるのよ?
北京語は中国の標準語ですが、
その成り立ちには満語(満州語)が大きく影響していると聞いた事があります。
満州って緯度では日本の東北地方並みだよ?(もっと北だっけ?)
実際の寒さじゃ、北海道より寒いかもしれないくらいだよ?
歴史と伝統ある街北京だって冬はメチャクチャ寒いらしいよ。

それを思えば『寒いから』という理由だけでは説明が済まなくなります。

それに子音の消滅という現象は日本の東北地方に限った事ではなく
日本全国での話です。

やっぱ、面倒臭かったんだよ(笑)。



「最近の若者は言葉の乱れが…」とかいう苦言をよく聞きますが、
言語の根幹を成す音そのものを使わなくなり使えなくなった民族です。
しかも理由は面倒臭いから(爆)。
(私の勝手な妄想ですよ!でも、これがしっくり来ると思う…。)


「最近の」じゃなくって昔からなんじゃないかと思ってしまう今日この頃です(爆)。

comment

Secret

ふたばさんへ

ご指摘ありがとう!
確かに”ゐ”と”ゑ”は「わ行」でしたね!

ってことは、wiiって”ゐい”って書けば大昔の人にはわかり易いのかしら?(笑)

こういうの考えるの面白いですよね~

こういうお話、好きなんです!
語源とか、考えだすと止まりません…。
ゐとゑは“わ行”だったような気がします。だから昔はwiとweに近い発音だったのかな~と思ってます。
中国語の「請問」の「問」の発音をする時に、この発音は昔だったら「ちんゑん」と表せたんじゃないか…と思ったことがあります。

菅原道真の「菅家」もふりがなが「くわんけ」となってるので昔は口をすぼめて「かん」を「くぁん」と言ってたんでしょうけど、きっとこれもすぼめるのがめんどくさくなったんでしょうねぇ~(笑)

そう言えば古代エジプトか、メソポタミアかどっちの遺跡か忘れたんですけど、そこからも「最近の若い者は…」という記述が発見されたそうですから、いつの時代も考えることは一緒ってことですかね^^;

迷子さんへ

>平安時代の日本語を復元
へぇ、そんな所があるんですか。
一度行ってみたいなぁ。
でも斎宮でしょう?
話のテンポやスピードなどは同じ時代の同じ言語でも環境や地域によって違うから
それが一般的だったかどうかは疑問ですけれどねぇ?

でも昔の時代に録音機があったら
きっともっと多くの音を操る祖先の肉声が聞けたかも知れませんね。
だとしたら昔の日本人の方が外国語(の特に発音)を覚えるのが
現代の日本人よりも速いし上手かったかも知れませんね。

ゆみコアさんへ

そっかぁ。なんだかよくわからんけれど、コチラには遊びに来てくださいね♪

で、なるほど、国文学の教授がねぇ?
あながち全く間違いじゃないわけですね。私の推察。

ね?結局この理由が一番しっくりくるでしょ?(笑)

Manboさんへ

だよねぇ。
今に始まったことじゃないと思うのよ。

そう言えば
「最近の若者は相手と直接コミュニケーションをとる事が苦手で
メール依存症である」
という事例としてどこかのお偉い方がサザンのツナミの歌詞から
「見つめあうと素直に言葉に出来ない。」
という部分を引用していました。

この人は恋をした事はないのか?と吹き出しちゃいましたよ。
じっと見つめて「愛してるよ」とか真顔で言える人だったんですかねぇ?

ま、永遠のサイクルなんですかねぇ?「今時の…」発言は…(笑)。

大研究ですね

確かに、時代がたつほど発音があいまい化するという傾向はあるようですね。
関西人の私としては、鼻濁音がいまいち・・・gaとngaの区別が意識しないとできないですねえ。

平安時代の日本語を復元したというのを斎宮歴史博物館できいたことがりますが、今の日本語よりすごくゆっくりでちょうど百人一首の読み上げのような感じ。それに、「けふ」は「きょう」でなくてそのまま「けふ」、「みるらむ」もそのまま発音してました。それに今よりも小さい「やゆよ」とか「つ」のついた言葉が多いようです。そのころの言葉は、今よりずっと発音の種類が多かったのかもしれませんね。
漢字の読み方なんかも、日本語と中国語、韓国語なんかとのつながりを想像するとおもしろそうじゃないですか?

いろいろあってブログ閉鎖しました(;^。^A

国文学の教授が同じような講義をされていましたよ(^^)/

「ゐ」と「ゑ」は、「い」と「え」と”全く”違う発音で、昔の人はちゃんと聞き分けて(使い分けて)いたそうです。意味も違うと仰ってました。

当然、和歌を詠むときも違うんですって!でも今、その(正しい)発音は、わからないそうです。

で・・・結局、面倒くさくなったんでしょうね(*^_^*)

言葉とはちょっと違うんですが

中国の現存する最古の医書は「黄帝内経」というんですが、
これは黄帝とその師・岐伯の対話形式になってるんですよね。
で、その一番最初の冒頭の部分で、
黄帝の「最近の人ってなんで昔の人みたいに百歳まで元気でいられないん?」って質問に対して
岐伯が「昔の人は節制を心がけて素朴な生活をしてたけど、
今時の人は欲望の赴くままに泥酔したり性交したり、食事も好きなだけ腹一杯食べてるのがいけないのだ」
といったよーな趣旨のことを言っています。
…つまり「今時の若い者は…」というせりふは、
それくらい昔からずっとお約束のように言われ続けてたってことですね(笑)
プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

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