サル、人生通算10針目達成!(苦笑)

先日とあるクリスマスパーティーに呼ばれて三仙とホテルに行きました。
家族が集うクリスマスパーティーということで、ホールに宴席が設けられ
楽しく会食をするはずだったのですが…。


パーティーの冒頭で子供向けのアトラクションが。
簡単なゲームをやって、景品がもらえるという趣向です。もちろん三仙も参加。

ブタが終わってサルとウリの番になりサルがステージ下で少し走ったのですが
ふとした弾みでよろけて転んでしまいました。
私は会場後方の席から見ていたので、転んだ後がよく見てとれません。

ウリが振り返ってサルを見ているようですが、そのサルがなかなか立ち上がらない。

「何やってんの?サル?」

と思っていると、大人の人が駆け寄って両側から抱きかかえるように立たせています。
そのまま大人2人に支えられて会場の端を席に戻るサル。少しべそをかいています。
右手で耳の当たりを押さえています。ウリが心配そうに後からついてきて…。

近づくごとに近くの席からどよめきが聞こえてきました。何事?
見ると、サルの手が妙に赤い。あれ?

立ち上がってサルに近づく母。
一瞬耳から手を離したサルの右手の平が血で赤く染まっていました。

「やべ!頭でも打って耳の中から血が出てたら大事だ!」

慌てて傍に行き「サル、手をどけてみて。」と母。もうべそは治まっています。
サルが言う通りにすると、耳の上の端が切れてそこから出血していたのが見えました。
耳の中からではありません。1.5cm程の外傷です。
どうやら転んだ拍子にどこかに耳をぶつけてパックリ切れただけらしい。

「あ…サル…。たいしたことない。大丈夫だよ。」

アンタの外傷は小さい時から見てきたよ。これなら大丈夫。
母の落ち着いた声を聞いてサルも安心したのかいつものサルに戻っていました。

周りに集まる人に「大丈夫です。」と言いおいてトイレで血を洗おうと会場を出ました。
ホテルマンがその様子に慌てて「大丈夫ですか!?」と近寄ります。
「大丈夫なんですが…医務室はあります?」
そのホテルには医務室はないそうで、ならやはり先に血を洗おうとトイレに。
サルが手を洗っている間に、トイレに置いてあったホテルのタオルで頬や首を拭く母。
その際に傷を観察すると幸いな事に、もう殆ど出血は止まっています。

「サル。やっぱり全然大丈夫だよ。もう血も止まってるよ。」

でもなぁ。これ、縫った方が回復が早いなぁ…。

ちょうどその時トイレの入り口で先ほどのホテルマンが声をかけました。

「お客様、実はお医者様がこのホテルをご利用だったので来ていただきました。」

ほほぉ?聞くと救急担当医らしい。ちょうどいいじゃない?
入り口に出てみると若い男性が立っていました。

「ちょっと、傷を見せてもらえます?」

サルが傷を見せるとその男性が一言。

「あぁ。縫った方が早いなぁ…。」

でしょ?(笑) 

「近くの病院が救急外来やっているので、そこに行けば処置してもらえますよ。
救急車で行くほどの傷ではないですが…。」
「ええ。私が車で連れて行きます。」

近くの病院で診てもらう事にした母。
会場の前に戻ると司会の方が心配そうに待っていてくれました。

とりあえず、病院に連れて行き処置してもらう事にしたと告げた母。
司会の方が連れて行きましょうかと申し出てくれましたが
そこはありがたく辞退しました。怪我した息子は母がついていてやりたいもの。

「この子は私が病院につれて行きます。ただ…お願いがあるのですが、
せっかくパーティーに来た事ですし、残りの2人は置いていっても構いませんか?
私はこの子の治療が済んだらここに戻りますから。」

ウリとブタの2人を残していく事を承諾いただいて、会場に戻った母。

「ウリ。母ちゃんはサルを病院に連れて行くから、
アンタはここで待っていて。その間ブタをお願いね。」
「イェッサァー!」
「ってか、何これ!?何こぼしてんの?」
「あぁ、これさっき鍋物の汁をこぼしちゃって…ヘヘッ。」
「ヘヘッじゃないわよ!もう!みっともないわねぇ、中学生にもなって…。
ブタもおとなしくしてるのよ。」
「へぇ~い。」

そんな事言ってる後ろから他の男性が

「アンタ、そんな事より早くしてやらんと!早く病院に!」

フフフ…心配してくれて恐れ入ります。でもウチの子なら大丈夫ですわ。
あのくらいの傷、5分や10分待たせても死にやしませんから…。

「おまたせぇ!さぁ、行こうか!」

会場の前で待っていたサルと合流し、病院へと向かいました。

案の定待合室で長い事待たされてやっと呼ばれて処置室へ。
担当の先生は気の良い先生でホッとしました。

「あぁ、縫った方が早いですねぇ。」
「ええ。縫ってください。」
「じゃあ、麻酔の用意して。」

看護士の女性に医師が告げた途端、今日一番のブルーな顔になったサル。
ええ!サルは注射が嫌いです!
昔肺炎になって食欲も落ちたので主治医の先生が点滴しようと言った途端
本物の猿のようにベッドを上から下から逃げ回り主治医の先生が
「これだけ元気があるなら、点滴の必要はなさそうです。」
と呆れてしまったくらいです。

「この子、注射が嫌いです。暴れますよ。押さえつけた方が良いですよ。」

とつぶやいた母に

「そっかぁ!じゃあ細い針で注射する事にしよう。見えないように向こう向いて。
赤ちゃん用の針だから痛くないよ。最初の一瞬だけだから。」

と気を使ってくださいました。

耳という事で傷跡が残っても目立たないようにと糸も細いモノにしてくれ
おかげで5針縫いました。人生10針目だね!サル!(爆)

最後は大きめの絆創膏をペタッと貼って終わり。

そして会計待ちの待合室でボーっと待つサルと母。

「腹減ったね…。」
「僕のゲームの景品…どうなったのかなぁ…?」

2人ともため息が出ます。
今頃ウリとブタは美味しいもの食べてるんだろうなぁ…。

ホテルに戻るともうパーティーはお開きになっていました。
司会の方々がウリとブタと共にロビーで待っていてくださいました。

「母ちゃん!僕ビンゴで2つも当たったんだよ!母ちゃんの分と僕の分!」
「母ちゃん!僕はじゃんけん大会で優勝したんだよ!」

なんだか持ちきれないほどの景品を抱えて2人がやってきました。
2人とも楽しんだようだねぇ…。

「お世話になりました。二人ともおとなしくしていたでしょうか?」

そう言った母に司会の女性の方が

「ええ。実はあれから私達はお子さんの面倒をよく見られるように
『司会者の近くの席においで』とお子さんを誘ったのですが
お兄ちゃんが『いえ。お母さんがここで待つように言ったので結構です。』と
元の席を離れなかったんですよ。」

と苦笑されていました。
ありゃりゃ…お気遣いいただいたのに恐縮です(苦笑)。
ウリはそういうトコ律儀というか、郭靖ばりの融通のきかなさというか…(笑)。
ウリらしいネ!なんか一本気な感じでホッとしたというか嬉しいね!そういうの♪

その帰り。家の駐車場に着き、
大量の景品を抱えてウキウキな2人を尻目にため息のサルと母。

「悪いんだけどさぁ、ウリ。アンタはブタと先に家で待っててよ。
母ちゃんはサルと何か食べてくるわ。」
「いいよ。殆ど食べてないもんネ。」
「うん。じゃあ行ってくるわ!」

2人を家に帰して

「さぁて、サル。好きなモノ言え。何が食べたい?」
「マクドナルド…」
「よし!じゃあ行くか!」

車を飛ばしてマクドナルドで遅い夕飯を食べました。
その帰り道、いつものTSUTAYAに寄って武侠ドラマを物色。
更に車中で武侠CDから流れる歌を歌いながら帰宅しました。
サルったら実は歌えるんだよ。発音等はあやふやだけど。
照れ屋なサルだから人前では絶対に歌わないだろうけどね…(笑)。



後日噂で聞くと、あの流血の状況で妙に落ち着いていた私は
逆に他の方に驚かれていたようです(笑)。

1歳の時からアイツの血飛沫を浴びてるんだから、
チョッとやそっとじゃ動じませんって!(爆)
サル本人も「たいした事ない。」とケロリとしていますよ。
自分で「人生通算10針目達成!ヒャッホー!」とか笑ってるくらいだから(呆れ)。


ご心配いただいた皆様には御礼申し上げます。
サルは今日も元気です(爆)。

comment

Secret

みっちゃんへ

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!

ありがとうございます!
サルは抜糸も済んで全快です!

>赤壁
partⅡも予告編メーカーあるのかなぁ?

(・_・、)傷のまま年越しですわね~

なんだか去年の父を思い出しますわ~
(・_・)年末に歯医者の階段で転んでオデコ切って8針縫ってましたわ・・・
帰宅後、ビックリ!
どぃちゃん、今年も(もぉ越しちゃったけど)チョコチョコたくちゃんとこでお世話になりましたが・・・
レッドクリフメーカーは楽しかったです~♪
はまった挙句2度も映画観たアタシです(-_-。)
こんなアタシですが、来年もよろしくおねがいいたします~
あ・・・お大事に♪

たくいたさんへ

>サルよ、鈍くさいの~。
でしょう?転ぶにしても耳をぶつけるって…?
「何故手をつかなかったのか?」と聞いたら「走るのに夢中で…」と
なんだかよくわからない事を言うとりました。

>どぅいちゃんのようには肝がすわってなかったたくいたです。
アハハ!嫁にはそれ位で良いのよ(笑)。
あんまり冷静だと
「心配もしてくれないなんて愛が足りないわ!」とか拗ねちゃうもんです。
大袈裟なくらいに心配してあげてね♪

rei☆azumiさんへ

サルはもう抜糸も済んで元気です。
毎日の消毒で絆創膏を剥がす際に一緒に髪の毛が引っ張られるのが
一番辛かったそうです(笑)。

独孤九剣さんへ

ほほぉ。そうなのですか。
いざとなれば少し回復は遅れますが、
縫わずに消毒と軟膏塗ってそのままでもなんとかなった程度の怪我ですので
怪しいようならそのまま連れて帰るかも(笑)。

大事に至らなくてよかったです。

しかし、サルよ、鈍くさいの~。
と書きつつ、先日、妻も戸棚の扉でちょっと額を切ってしまいましたが、どぅいちゃんのようには肝がすわってなかったたくいたです。

こちらも大したことありませんでした。正座して階段から落ちるし、嫁が10針縫う頃には僕も慣れようと思います。

さすがは桃花島掌門のご一家……と云うか、
当初から武侠なご一家だったのですね。
でも、大きなケガじゃなくて何よりでした。
サルくん、どうぞお大事に。

中国の病院なら耳鼻科の先生に縫われちゃいそうですね・・・・・・。
大事じゃなくて何よりです。
お大事に。
プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

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