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五覇岡会報告 その4

「こんなもん、余裕でクリアや!」と思っていました。
この僕が、愛する女性を見分けられないはずがない!
「いくら布で顔を隠しても、頭の形でわかるヤン。1発クリアや!」
そう思っていました。

後に彼はこう語ったという…






「トンバッフー!トンバッフー!」

手拍子の中、彼は余裕の笑みを浮かべながら新婦達を眺めて

「あの人だ!」

と手に持った扇で指名。確か前列の1番右側くらいだったかなぁ?
指名された新婦が赤い布を下ろす。

「はぁずぅれぇ!!まやさんの後輩の女性でしたぁ!!」

「うぉおおおおお!!!」

と周りの好漢達がやんやの喝采(爆)。

と、その時花嫁当てが1度きりのものだと誤解していたよしのさんとsonaさんが
ほぼ同時に赤い布をはずしてしまいました。

「あぁ!!駄目駄目!まだだよ!たくいたさんが当てるまで!もう一度被って!」

天地ドンが慌ててたくいたさんを廊下に退避させます。
彼女達がもう一度被りなおしてゲーム再会!

この時点で、10人いた新婦の内1人はハズレ確定で除外。
残りの9人の内、よしのさんとsonaさんの顔が出たので実質7分の1の確率です。
周囲の者は、もう次で当たるだろう位の気持ちでおりました。

「トンバッフー!トンバッフー!」
「あの人だ!」

たくいたさんは、まだ余裕の表情で指名。
布を取ってみると…?たぶん、やそちゃんだったかなぁ?

「まぁた、はずれぇ!!」
「えぇ!?うっそぉ~ん!!」

この時のたくいたさんは少し表情が曇ったものの、
まだ歯を食いしばって次ぎに備えようという風でした。

「はい、トンバッフー!トンバッフー!」
「あの人だ!」

今度もはずれぇ!!
この頃からたくいたさんの表情がこわばってきました。
ですが、私は別の不安を抱き始めていました。
というのも、後列の女性陣は中腰のままで
ジッとたくいたさんがしうぐーさんを当てるのを待っているわけです。
後列にはよしのさんと柳風さんがいます。
よしのさんは膝に爆弾抱えているとか以前聞いたような気がして
長時間の中腰は厳しいんじゃないかと心配になりました。
また、柳風さんといえば今回の宴ではVIP級のお客様です。
お祝いとはいえ、余興に参加していただいているのに
長時間中腰で辛い想いをさせてしまうのは心苦しかったのです。
「お前、エエ加減当てろや!!」
その思いが、だんだん手拍子のリズムを早くさせていきました。

「トンバッフー!トンバッフー!」

ところが、そんな私の心配と裏腹になんだかそわそわし始めた、たくいた、
手拍子に合わせて踊りだします!

「あの人だ!」

はずれぇ!!
この時点でだんだん目つきがおかしくなってきた、たくいた。
見極めなければ!と焦るものの目の焦点が合わずぼんやりしてきた感じです。

「トンバッフー!トンバッフー!」

狂ったように踊るたくいた。

「トンバッフー!トンバッフー!」
「あの人だ!」

はずれぇ!!!

この頃には、最初ははずして大喜びだった好漢達もヤジを飛ばし始めます。
「またかよぉ!!」
「早くしろよぉ!」

その声に更におかしくなるたくいた。完全にイッチャっています。

「トンバッフー!トンバッフー!」

とうとう《コマネチ!》までやり始めました。もう既に判断能力はゼロとなっています。

「ほら!誰?」
「え~とぉ…前の…後!」

って、なんやねん!それ!?(爆)

「あの人!」

え?それでイイの?

「あの人…!」

たくいたが指名した人は…一度布をはずしたよしのさんでした…。

「ありえなぁ~い!!」

くらいのどよめきが会場を駆け巡る!
アンタ1回見てるヤン!!よしのさんはさっき顔出したヤン!!

たくいた、ここで完全にノックダウン。伏せるように椅子にへたり込み
両手で持った扇を頭の上で祈るように揺らしていました。

こらぁ!凹んでる場合か!!まだ柳風さん頑張ってはんねん!!
他の女侠達も限界に近いはずや!はよ立たんかい!
非情などぅいちゃんの扇がたくいたの背中をしばきます。

「トンバッフー!トンバッフー!」

朦朧とした意識の中で、たくいたはほぼやけくそに一人の女性を指名しました。

「あの人…」

そして現れた女性の顔こそ、その頃には全員が待ち焦がれていたしうぐーさんでした!

しかし!
あの布をはずした瞬間のしうぐーさんの顔はわたくし忘れられません(爆)。
普段はとぉ~っても可愛い女性なんですよ!いやホントに!マジで!!
「こら、たくいただって一目で気に入るサァ!」
くらいの可愛い顔をしている女性なんです。ショートカットの髪もキュートで可愛いの!

でもね…
あの瞬間のしうぐーさんは、髪が長ければ井戸から出てきた貞子かい!?
と見まごう程の、それは恐ろしい顔をしていました(笑)。
顔面蒼白でね、布をはずすのに一旦うつむいていたのだろうけれど
その顔を上げる力も残っていなかったようで、下向き加減のまま
目だけが必死で正面を見上げて三白眼の様になり、
首を持ち上げようとしているので顔がひきつり、
持ち上げたら持ち上げたで上向き加減でたくいたを見つめているので
「見ぃたぁなぁ~~」
とでも言い出しそうな表情だったのです。

そしてそれを正面で見ていた新郎・たくいたは…
彼女と気付かず「またはずした!」と思ったそうです!(爆)
アンタが彼女をそこまで疲れさせたんじゃ!!気付いたれ!!

それぞれ精神的にも肉体的にも満身創痍な状態でやっとこのゲームは終了しました。

柳風さん!それに参加していただいた女侠の皆さん!
大変申し訳ありませんでした!!まさかあんなにはずすとは思ってませんでした!

砂時計買えなくってよかったわぁ!
もし準備したとしても鼎クラスのデカい砂時計が必要になる所だった…!

あれ?よしのさんの後にまだマナさんを間違えて指名したような…?
レビュー書いてても何人目を書いてるんだかわからなくなってきた!
ま、とにかくそんなこんなな《唐伯虎ゲーム》でした!

そんな傷付いた二人の事はお構いなし!!

引きずられるように正面に戻ってきたたくいたさんに
白姥が新郎用の烏帽子を被せて胸に花飾りを付けます!
しうぐーさんには新婦用の頭被りの布を被せて
二人に花飾りの紐をそれぞれ握らせ…

本日のメインイベント!華燭の典です!

掌門&師父の黒白双姥が
先ほどまで女侠達が中腰で苦しんだ椅子の上に並んで立ちます。
新郎新婦はその前の床に並んで直立。

本当はね、我々は椅子に座って新郎新婦は膝を付いて叩頭拝礼する所なんだけど
円卓が並ぶ部屋の向こうからだと新郎新婦が見えないのでそうさせていただきました。

「天地に礼!」の号令は、師父に中国語でとお頼みしました。

「天地に礼!」(以下中国語で)
「先祖に礼!」
「掌門に礼!」

え?「掌門に礼」なんてあるかって?
いいの!牛家村の曲三亭でパパだってそうしたの!!(笑)

そして正面を向いていた新郎新婦は互いに向きあって

「互いに礼!」

勢いよく頭を下げた新郎の烏帽子が、バシッ!と新婦の頭を直撃!
たくいた!ボロボロハートでここでも笑いを取るとは…!?さすがじゃ!(爆)

やんややんやの大喝采!




と、その瞬間、飲み物も出てない事にやっと気付いたどぅいちゃんでした!(冷や汗)
合図するって自分で言ったのに!!ゴメンよぉ!八嶋似のお兄さん!!
慌てて廊下に走り出て
「すみません!!飲み物・食事を同時に出してください!」
と謝るのでした…。

comment

Secret

ビヨさんへ

まぁまぁ。八雲前輩が動画に収めているようですので
それを楽しみにしましょうね♪

失敗したなぁ~

しうぐーさんの決定的瞬間を撮り損ねました。
あの表情は忘れられませんね~
たくいた、うらめしや~とか言いそうでしたが、その後の華燭の典の時は可愛かったです(一応フォロー)

たくいたさんへ

アッハッハ!
>たくいた、本当にアレですね。びっくりです。
え?ビックリしたん?私は呆れはしたけど知ってたよ!(爆)

>しかも、見透かされてるところが、更にアレな感じです。
うん、近くで見てたのでよ~くわかりましたわ!

>女侠のあたりがキツカッタ
そうよぉ。どうせなら参加した女侠全員に打ってもらっても良かったくらいよねぇ?(笑)

もう~腹が痛い~!
抱腹絶倒とは、まさにこのことですね!

この記事読むと、たくいた、本当にアレですね。びっくりです。しかも、見透かされてるところが、更にアレな感じです。

しうぐーさんは、顔面蒼白で、当てた直後、「また外した!」と思ったくらい別人でした。あの顔は一生忘れられません。

それで女侠のあたりがキツカッタんですね!得心しました。

しうぐーさんへ

いやぁ、書いてよいモノかどうかと思ったんですが、
あの顔だけはどうにも脳裏から離れず…(爆)。

特に後列の方と、前列でも長身の方はお辛かったでしょうねぇ…。
ホント、お疲れ様♪

いろんな意味であの場の皆が
「たくいた!当ててくれ!!」
という気持ちで一つになったのではないかと思います…(爆)。

あ~笑いすぎてお腹イタ~イ。
テンパって踊り狂うたくいたさんと、布を取ったときのわたくしの顔の
描写が最高ですわ!!

あれは自覚あったんですよ。
あ~ゾンビみたいな顔してるだろうな~って。
もう足プルプルから解放された安堵感で放心状態です(笑)

しっかし7人目って・・・。
付き合わせてしまった皆さん、ごめんなさ~い!

翌日、階段の上り下りがキツかったぜィ!
きっと他の皆さんも・・・。

まやさんへ

たしかねぇ、7人目で正解だったと思います^^。

よしのさんは逆に指名されて良かったよ。
それに比べて最後まで残った柳風さんは…
本当にウチのアホ門弟が申し訳ありませんでした!

マナさんへ

>今度はゆっくりとお話しできたらいいですね。
はい!今度はこんなデカいイベントもないでしょうから、
ゆっくりおしゃべりしながら最初から飲み食いできると思います!(笑)

rei☆azumiさんへ

しうぐーさんはたくいたに対して、なかなか当ててくれなかった怒りより
長い間苦しい体勢で待たされた事にプリプリしていました!(爆)

迷子さんへ

迷子さんも隣の方に合わせて、中腰でいてくださっていたんですよね。
ホントに長かったよねぇ!!
ま、当の本人も無限道のように感じたというからねぇ。ホホホ。

確か。。。

最終的には二者択一になるまで当たらなかったような・・・(^^;)

正直あんまりにも時間がかかるので、間違えたふりをして
しうぐーさんの赤い布引っぺがそうかと何度も思いました・・・(爆)

ご協力いただいた女侠の皆様には、感謝感謝ですね!

本当にお疲れ様でした。

どぅいちゃん さん、いや~もう頭が下がります。
いろいろなお支度に加え、お式の進行等々・・・大変でしたね。

衣装のかぶり物まで、手作りだったとは。 
感動です。

幸せな時間を過ごさせていただいて、楽しかったです。

今度はゆっくりとお話しできたらいいですね。

次にお会いできるのを楽しみにしています。

新郎、そこまで新婦がわからないとは……。
でも、案外そんなものかもしれませんね。
ともあれ、無事に華燭までいって、良うございました。
このあと、お二人が末永く添い遂げられますよーに(^m^)

繰り返しになりますが、本っ当に、お疲れ様でした m(__)m

おつかれさま

ほんっと、時間かかったよねえ。
足がぶるぶるして、もう限界までいっちゃいました。
割と分からないものなのか、当てる人に問題があったのか・・・w
周到な準備と威勢のいい仕切り、なんか一晩ジェットコースターに乗ってたみたいでしたわ
プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

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