『倚天屠龍記』を読んだ。
これは「コンドル3部作」といわれるシリーズの第3部。
ちなみに第1部は『射蟇冤催繊戞β茖寡瑤蓮愎穿蟠⇔(邦題:神蠏侠)』です。
これは「コンドル3部作」といわれるシリーズの第3部。
ちなみに第1部は『射蟇冤催繊戞β茖寡瑤蓮愎穿蟠⇔(邦題:神蠏侠)』です。
さて…。
主人公の名は張無忌。
コイツがまた、とんでもない優柔不断な男です。
あっちの女、こっちの女、ちょっと優しくされるとすぐ舞い上がってしまうのです。
武術の腕はさすがに主人公だけあって相当なものですが、
頭は凡庸で無頓着、心は特に女にかけてはすこぶる軟弱で
いつも自分で自分の首を絞めてはドツボにはまって大騒ぎします。
「九陽真経」の使い手でなければ、あんたなんかB級キャラよ!と思ってしまいます。
その位、なんというかだらしないのです。
それでも、彼は3部作最後の作品の主人公です。第1部の『射蟇冤催繊戮ら時代は100年ほど下っています。
『射蟇冤催繊戮療仂貎擁はすでに伝説の人となり、
『神蟠⇔掘戮亮膺邑は人々の記憶から消えようとしている時代です。
各流派の始祖となるような独立独歩の超武術家は影を潜め、
皆どこかの流派に属するようになっています。
その分しがらみも増え、組織の論理がその生き方を縛ります。
そんな中で主人公は、流浪のうちに組織のしがらみを抜け出し、自分の思うままに生きようとするのですが…。
その気概の素が女。
なんせ、はっきりしない。なんか、出たとこ勝負でなるようになるさというあっちに行ったりこっちに行ったり。
自分から何かをしようというのではなくて、そうするしかないから、誰かにそう言われたからと
長いものには巻かれろ精神で生きているのです。
最後まで読み終えて私は主人公より、その義父である謝遜の方に魅力を感じました。
主人公の心の中の謝遜の存在が、何とか主人公を江湖の中での漢(おとこ)として生きていく楔だったような気がする。
なんだかんだ言っても結局郭東邪(『射蟇冤催繊)ファンな私なので、
他の奴が出てきてもそうそう熱くはなれないのです。
それに、世間のしがらみやら倫理に翻弄されながらも己の信念に従い困難を乗り越える令狐冲や、
江湖最大の勢力といわれた丐幇の幇主であるにも関わらず、
好きにあちこち放浪し(つまみ食いの旅をし)自ら武術を極め、しかもいざという時はしっかりと幇主の務めを行い
普段でもその徳の篤い人柄からいないながらにして組織をまとめていた九指神乞の方が、よっぽど素敵だモン。
何はともあれ、3部作読破。
さて息抜きに、郭靖の第7師匠・韓小瑩が使った、「越女剣法」のお話『越女剣』でも読むか。
主人公の名は張無忌。
コイツがまた、とんでもない優柔不断な男です。
あっちの女、こっちの女、ちょっと優しくされるとすぐ舞い上がってしまうのです。
武術の腕はさすがに主人公だけあって相当なものですが、
頭は凡庸で無頓着、心は特に女にかけてはすこぶる軟弱で
いつも自分で自分の首を絞めてはドツボにはまって大騒ぎします。
「九陽真経」の使い手でなければ、あんたなんかB級キャラよ!と思ってしまいます。
その位、なんというかだらしないのです。
それでも、彼は3部作最後の作品の主人公です。第1部の『射蟇冤催繊戮ら時代は100年ほど下っています。
『射蟇冤催繊戮療仂貎擁はすでに伝説の人となり、
『神蟠⇔掘戮亮膺邑は人々の記憶から消えようとしている時代です。
各流派の始祖となるような独立独歩の超武術家は影を潜め、
皆どこかの流派に属するようになっています。
その分しがらみも増え、組織の論理がその生き方を縛ります。
そんな中で主人公は、流浪のうちに組織のしがらみを抜け出し、自分の思うままに生きようとするのですが…。
その気概の素が女。
なんせ、はっきりしない。なんか、出たとこ勝負でなるようになるさというあっちに行ったりこっちに行ったり。
自分から何かをしようというのではなくて、そうするしかないから、誰かにそう言われたからと
長いものには巻かれろ精神で生きているのです。
最後まで読み終えて私は主人公より、その義父である謝遜の方に魅力を感じました。
主人公の心の中の謝遜の存在が、何とか主人公を江湖の中での漢(おとこ)として生きていく楔だったような気がする。
なんだかんだ言っても結局郭東邪(『射蟇冤催繊)ファンな私なので、
他の奴が出てきてもそうそう熱くはなれないのです。
それに、世間のしがらみやら倫理に翻弄されながらも己の信念に従い困難を乗り越える令狐冲や、
江湖最大の勢力といわれた丐幇の幇主であるにも関わらず、
好きにあちこち放浪し(つまみ食いの旅をし)自ら武術を極め、しかもいざという時はしっかりと幇主の務めを行い
普段でもその徳の篤い人柄からいないながらにして組織をまとめていた九指神乞の方が、よっぽど素敵だモン。
何はともあれ、3部作読破。
さて息抜きに、郭靖の第7師匠・韓小瑩が使った、「越女剣法」のお話『越女剣』でも読むか。
この記事へのコメント
了解です!それなら近所のレンタル屋にもありそうなので探してみます!
「天下第一」吹き替えありですか!じゃあ、それも我が家の鑑賞リストに入れるか。吹き替えがありなら三仙の目を気にせず(一人吹き替えの恐怖もなく)ゆっくり見れるから…(笑)。
「天下第一」吹き替えありですか!じゃあ、それも我が家の鑑賞リストに入れるか。吹き替えがありなら三仙の目を気にせず(一人吹き替えの恐怖もなく)ゆっくり見れるから…(笑)。
今頃、と叱られてしまいますが
ジェット・リーの「カンフー・カルト・マスター/ 魔教教主」を見て欲しいです。《倚天屠龍記》を下地にして作って有ります。
本に関しては、刀の秘密が気に入ってます。
好きな、《射雕》の郭靖と黄蓉のコンビが最高に強いといっているのですから。
ps.「天下第一」は、吹替えと字幕の切り替えが途中からでは切り替えられません。
ジェット・リーの「カンフー・カルト・マスター/ 魔教教主」を見て欲しいです。《倚天屠龍記》を下地にして作って有ります。
本に関しては、刀の秘密が気に入ってます。
好きな、《射雕》の郭靖と黄蓉のコンビが最高に強いといっているのですから。
ps.「天下第一」は、吹替えと字幕の切り替えが途中からでは切り替えられません。
2006/03/31(金) 12:26 | URL | shen #PikvLR5I[ 編集]
不都合なんて、とんでもない!ありがとうございます!
金魚さん、今日は失礼しました。縛睡コクは不在だわで…(汗)
コレに懲りずにまた部屋に遊びに来てくださいね!
金魚さん、今日は失礼しました。縛睡コクは不在だわで…(汗)
コレに懲りずにまた部屋に遊びに来てくださいね!
"雪山”という名が出てくる金庸作品は要注意です!
それはうっそ〜んエンディングが待っています…。
それはうっそ〜んエンディングが待っています…。
そうなのですか。そんな事を金庸先生はおっしゃっていたのですか…。ならば、不幸な奴です。あれじゃ主人公としてどうなのかと…。
以前にチャットの方にもお邪魔させていただいたjinyu(金魚)と申します。その節は挨拶もせずに落ちてしまって、申し訳ございません。
でもいろいろと皆さんと金庸話ができて楽しかったです〜!よければまたお邪魔させてください^^
さてさて。
私、なぜだか最近張無忌に関心があるんで、こちらの記事を興味深くよませていただきました。私も謝遜の方が好感持てるかも……(笑)
自ブログでもちょっと前に張無忌記事を書いたので、あつかましくもTBさせていただきました。(もし不都合がありましたら、削除して下さい)
でもいろいろと皆さんと金庸話ができて楽しかったです〜!よければまたお邪魔させてください^^
さてさて。
私、なぜだか最近張無忌に関心があるんで、こちらの記事を興味深くよませていただきました。私も謝遜の方が好感持てるかも……(笑)
自ブログでもちょっと前に張無忌記事を書いたので、あつかましくもTBさせていただきました。(もし不都合がありましたら、削除して下さい)
はっきりしない男はきらいなんぢゃ〜〜
物事に白黒つけたがるよしのです。ハイ。
因みにたった今雪山飛孤を読み終え。ラストまた「最後まで書けーうがー」と思ってしまいました。でもきっと其の憂さを外伝が晴らしてくれると信じて今飛孤外伝読んでいます。
でも小旻さまの「愛に飢えているから・・」という書き込みに
そーなのかな?とちょっと感慨を覚えてしまいました。切ないかも〜
物事に白黒つけたがるよしのです。ハイ。
因みにたった今雪山飛孤を読み終え。ラストまた「最後まで書けーうがー」と思ってしまいました。でもきっと其の憂さを外伝が晴らしてくれると信じて今飛孤外伝読んでいます。
でも小旻さまの「愛に飢えているから・・」という書き込みに
そーなのかな?とちょっと感慨を覚えてしまいました。切ないかも〜
金庸先生の話で張無忌が優柔不断なのは愛に飢えているからと言ったのを覚えています。早く親を亡くし親しい人達と離れて暮らす生活が長い為愛の表現の仕方も分からないし人に傷つける(られる)のを恐れるから優柔不断になると・・・私は好きより苛々&可哀想の感情で読んでました(一番すきなのは楊過です^^)
2006/02/24(金) 09:16 | URL | 小旻 #-[ 編集]
そうなのよねぇ。
どうも、コイツは感情移入が難しい。
っていうか、好きになれん。
コレは過去記事なので、現在では残るは「鹿鼎記」のみです。
さて…そろそろ動くか…。
どうも、コイツは感情移入が難しい。
っていうか、好きになれん。
コレは過去記事なので、現在では残るは「鹿鼎記」のみです。
さて…そろそろ動くか…。
確かにキャラ弱いのよね。
前二作に比べると。
張無忌の最初の苦労っぷりと相反しての後半の優柔不断振りが今ひとつ感情移入を妨げるのかも。
来月の給料日には何か新しいの仕込もうかな・・・。
前二作に比べると。
張無忌の最初の苦労っぷりと相反しての後半の優柔不断振りが今ひとつ感情移入を妨げるのかも。
来月の給料日には何か新しいの仕込もうかな・・・。
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金庸先生の著作、 射鵰英雄伝、神鵰剣侠に続く射鵰三部作の最後の作品「倚天屠龍記(いてんとりゅうき)」を読み終わりましたの
2008/04/21(月) 17:56:23 | Wilderlandwandar
いつもと順番が逆になりますが。かなり色んな論じ方が出来そうな作品なので、落とし所を求めて先にカンニング?(笑)『射雕』3部作のラストで、それなりに代表作のはずなんですが、グーグル検索での言及は意外と少なめで、
2007/11/06(火) 14:44:19 | 赤の陋屋
「倚天屠龍記」を読み返してますが、やはりどうにもこうにも張無忌が好きになれません。慈悲深い人柄には好感が持てるんだけど、男としてどうよ??と思ってしまう。美形だしまあ頭
2006/02/26(日) 17:55:17 | 金魚雑記


