スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『神侠侶』 第3巻鑑賞! その6

郭靖達のテーブルに招かれた楊過と小龍女。
しかしこっからとんでもない展開に!
楊過の武術の腕にスッカリ大喜びの郭靖。
小龍女も黄蓉に教え方を褒められて喜んでいます。

ところがここで郭靖がとんでもない事を言い出したのです。
「龍さん。この楊過の父と私は義兄弟でした。
ついては私の娘の郭芙と楊過を結婚させたいのですが、いかがでしょう?」
こっらぁあああ!!!!
いきなり何を言い出すかと思ったら、お前は丘処機かぁ!?
何十年も前に丘処機から穆念慈さんと結婚しろと突然言われて
目を白黒させた自分を忘れたかぁ!?
「郭おじさん!それは…それは出来ないよ。俺は郭芙にはふさわしくない。」
「そんな事あるか!昔の事を根に持っているのか?俺を恨んでいるのか?」
アンタじゃなくって、相手が問題なの!
「い、いや…そうじゃないけど…。
郭おじさんには育ててもらった恩義がある。何でもいう事を聞くよ。
でもこれだけは受けるわけにはいかない。」
その時既に、小龍女と楊過の間のラブラブビームに気付いた黄蓉。
「靖さん。この話は後でまた…ね?今は天下の大事が一番でしょう?」
「そうだな…。スマンスマン。龍さん。この話は後でゆっくりと…」
その時涼しげにでもきっぱりと小龍女が言いました。
「その結婚は認めません。」
へ?なんで?どうして?郭靖またもや頭がフリーズ…。
「何故なら、私が楊過の妻になりたいからです。」
その瞬間、会場の全てが凍りつきました。

この時代、師弟関係は親子関係と同じにとられていました。
兄弟弟子同士なら良いのですが、師匠と弟子が愛し合うとかましてや結婚とかは
近親相姦と同じ意味を持つ、絶対に許されない事だったのです。

でも、そんな事小龍女は全然知らなかったのです。
ずっと孫ばあやにかしずかれて、活死人墓の中で育った小龍女。
世間の常識は全くといって良いほど知りません。
お金を払って物を買うというお買い物の仕方すら知らなかった彼女ですよ。
お金なんて持ったことないだろうし。
それに古墓派は代々処女から処女に受け継がれるモノ。
祖師様も彼女の師匠も、まさかこんな弟子が出来るとは
思ってもみなかったでしょうから、
そんな戒めを小龍女に教える必要もなかったのでしょう。
ずっと宝塚状態のはずだったんだよねぇ?祖師様?

黄蓉は一縷の望みを胸に楊過に確認。
「楊過。アナタは本当に龍さんの弟子なのね?
ちゃんと叩頭して弟子になったのね?」
「そうだよ、郭おばさん。」ため息をつく黄蓉。
「ならば、あなた方は結婚してはいけません。」
「えぇ?なんでだよ!?」
突然反対されても、全く反対の理由のわからない楊過と小龍女。
「黄幇主は、先程教え方を褒めてくださいました。なのに、なぜですか?」
「楊過!なんて事を言い出すんだ!
お前は自分が何を言っているのかわからんのか!?」
激昂する郭靖。詰め寄られても楊過はなぜそんなに郭靖が怒っているのか
なぜ反対するのか理由がわかりません。
「楊過!お前の名前は”過”だ。
そして字は”改之"。この意味するところがわかるか?」
「俺の名付け親は郭おじさんだったんだね。
『過ちがあれば悔い改めろ』って意味だろう?母さんから聞いた。」
「そうだ!お前が過ちを改めてくれれば、すぐに許してやる!
だから彼女を妻にしてはイカン!」
「郭おじさん!俺に過ちがあれば悔い改めるよ!
でも俺が何をしたの?なぜ姑姑と結婚するのが過ちなんだ!?」
「楊過!俺の辛さがわかるか!?出来ることならお前を殺したい!
人の道から外れていくお前を見るくらいなら、いっそ殺してしまいたい位だ!」
怒りに震え、ただでさえ口下手なのに
頭に血が上って次の句が継げない夫を見て黄蓉が言いました。
「はっきり言うわ。師弟関係は親子の関係と同じ。好きになる事が過ちなの!」

お蓉。アンタもヒトの事言えないでしょう?
世間の常識や道徳なんて糞喰らえ!って思ったことがあるでしょう?
かつて曲三亭でコジンと鉢合わせした時、アナタなんて言いましたっけ?
「いいわ。靖さんがコジンと結婚するのなら、私も別の人と結婚するわ。
それでまた二人で会えばいいわ!夫が会わせないと言っても関係ないわ!」
妻たるもの、貞節が最も大切であると言われた時代、
こんなに高らかに不倫宣言したのは誰でしたっけか?
しかもとどめは「私はお父様の娘よ!」。はい、そうです^^。
アナタのパパは東邪・黄薬師。
しかもあの時は郭靖でさえ
「俺はコジンと結婚するが、俺の心にあるのはお蓉、お前だけだ!」
あの時江南七怪もため息をついていたっけ…(爆)。
Qちゃんと鼎の投げっこしたばっかりに、
心労の耐えないお弟子を持つことになっちゃって…。

それから、楊過を罵るホストの陸冠英君も!アンタの太師匠はどなたでしたっけ?
アナタが結婚する時に、
「結婚するのに父親の許しなど要るものか!当人同士が良いならOKなんだ!」
とかってオタクの太師匠はおっしゃっていましたよねぇ?
今度、太師匠に会ったら、今回の事もどう思うか聞いてごらん?
彼がどんなコメント残すか…(爆)。

でも、江湖で気ままに暮らしていくならそれでも良いけど
群集を率いるって事になると、それではいけないと黄蓉は学んだのでしょう。
洪七公から善悪を学び、幇主として丐幇をまとめてきた黄蓉。
これから夫は英雄好漢として義勇の兵をまとめていく事になるだろう。
楊過をその郭靖の息子同然に迎えるのなら、
群集がついてくるような、皆が誇りに思う人間になってもらわなければ…。
きっと、そんな風に考えたのではないでしょうか?

でも楊過はあの時の黄蓉と同じ。好きなものは好き!世間の常識なんて眼中無し!
ましてや、今の彼にとって天下の大事などこれっぽっちも頭にありません。
ついさっきまで、小龍女を盟主にと歓呼していた群集が
瞬きするほどの間に、自分と姑姑を睨みつけ、
あるものは罵りの言葉を吐き、あるものは唾を吐きかけます。
「なんだって?武術を教えてもらったら結婚出来ないだって?
俺が姑姑と結婚して、何が悪い?誰かに迷惑を掛けるのか?
俺は間違ってない!姑姑は俺の師匠で、俺の妻だ!絶対妻にする!」

郭靖は、もう耐えられません。彼の目には怒りに増して悲しみが満ちています。
「出て行け。俺の前から消えてくれ。もう顔を見たくない…。」
楊過は郭靖が反対するのは自分を思って言ってくれている事だとは理解しました。
例え許してはもらえなくても、育ててくれた恩に報いて静かに叩頭し
小龍女の手を取り大勝関を去るのでした。

大勝関を後にした楊過と小龍女。
「私のせいで郭おじ様を怒らせてしまったわ。」
「いいさ。気にしてないよ。」
二人には師弟が結婚してはいけないという事がどうしても納得いきません。
「ま、いいじゃないか!二人で江湖を渡り歩いて楽しく暮らそう!」
と言う楊過に、小龍女は「やはり活死人墓がイイ。外の世界は嫌。」と暗い顔。
それを見て楊過も「わかった。活死人墓に帰ろう。」と同意するのでした。

小龍女を黒馬に乗せて、進んでいるうちに林に近い広い野原に出ます。
「ここで、玉女剣法の修練をしよう。」
二人は、気を取り直して修練に励みます。
すると、林の奥で剣戟の音が?

林に入ってみると、そこで闘っていたのは
金輪法王一行と黄蓉・武兄弟でした。
どうやら郭芙が金輪法王に捕まったのを助けようとしているようです。
じっと、戦況をうかがう楊過と小龍女。
黄蓉は体調が悪く、本来の力が出ません。
苦しそうにしながらも娘を助ける為に必死で闘っています。

大勝関の一件で傷付いたのは楊過と小龍女だけではありませんでした
あれだけの群集の見ている前で、楊過は自分を嫁にしたくないと言ったのです。
しかも、自分の師匠を嫁にする。と言ったのです。
世間の禁忌を破ってまでも、郭芙より小龍女を選んだのです。
気位が高くワガママ放題で育った郭芙。
武兄弟から仙女のように崇められ、チヤホヤされて育った彼女には
生まれて初めての、人生最大の屈辱だったのです。
「なんで、あの場で楊過を殺さなかったのよ!?」
父に詰め寄る郭芙。
「お前は俺の気持ちがわからないのか!?」
「わからないわ!もういい!」
屋敷を飛び出す郭芙、慌てて後を追う黄蓉と武兄弟。
汗血馬に乗った郭芙に追いつくのは容易ではありません。
と、その時金輪法王が郭芙を発見。
先程の仕返しにと郭芙を狙って捕まえたのでした。
そこにやっと追いついた黄蓉と武兄弟が、
郭芙を取り戻す為に闘っていたのです。

「まさか、手助けするつもり?」
楊過の様子に小龍女が尋ねます。
「郭おばさんは、俺たちの中を許してくれなかった。でも悪意からじゃないんだ。
おばさんは、俺を育ててくれた。
あんなに苦しそうなおばさんを見捨てるわけにはいかないよ。」

つと飛び出し、間に割って入る楊過。
金輪法王も驚きましたが、黄蓉も驚きました。
「黄幇主は具合が悪い!弱みに付け込むな!黄幇主、郭芙と逃げて!」
どちらの味方に付くのやら、双方とも一瞬考えたでしょう。
楊過の言葉に黄蓉は感動します。

「この隙に逃げましょう!」と言う武兄弟を、
「楊過は命懸けで私達を助けようとしているの!見捨てて行けない!」
と一喝します。

「そうか。ならば皆ここで死ねい!」
金輪法王の攻撃はさすがに凄まじく楊過は苦戦。
それを見た小龍女が助けに飛び出します。
二人で玉女剣法を振るう楊過と小龍女。
しかし、金輪法王は不敵に笑みを漏らし
「二人の技は見事だ。しかしまだ境地に達しておらぬようだな。」
と言います。その通りでした。
その時、大勝関で小龍女を罵る全真教の道士達と剣を交えたときの事が
楊過の脳裏に蘇り、はたと思いつきます。
「姑姑!姑姑は玉女剣法!俺は全真剣法だ!それっ!」
楊過を信頼しきっている小龍女。すぐさま言われた通りに
玉女剣法を繰り出します。合わせて全真剣法を繰り出す楊過。

果たして、それは見事に調和し互いの威力がより高められ
金輪法王の剣を弾き飛ばしたのでした。

「見事だ…。今日のところは見逃してやる。」
捨て台詞を吐いて、逃げていく金輪法王一行。
こうして楊過によってまた郭家は難を逃れたのでした。

その日の夜…。
宿屋に泊まる黄蓉達と楊過達。
玉女剣法の最終奥義が全真剣法と合わせる事に気付いた楊過を褒める小龍女。
祖師様はきっと王重陽を深く思っていたに違いないと話し合います。
寝支度をしていると、そこに黄蓉がやって来ました。
「龍さん。チョッと来ない?あげたい物があるの。」
そして小龍女は黄蓉の部屋に連れて行かれます。
櫛で髪をとかしてあげながら、小龍女に語って聞かせる黄蓉。

「あなたはずっとお墓の中で暮らしていたから世間の事を何も知らないのね。
私が教えてあげる。世間はあなた方を蔑むでしょう。それでも平気なの?」
「ずっと古墓で暮らすと楊過が言ってくれました。だから平気です。」
「まさか、このまま一生出て来ないつもり?」
「ええ。そうです。」
「楊過は昔から放浪癖があるわ。今は平気でもいつか退屈に思わないかしら?」
「でも、楊過は平気だって言ってくれたんです。」
「最初はそうでしょう。でも何年も経ったら?外の世界に憧れて
楊過が出て行くとなったらあなた方は別れる事になる。
例え別れても、世間は楊過を許さないわ。それでは楊過が辛いでしょう。
楊過が辛いとあなたも辛い筈よ。」

大勝関を出てからの楊過の言葉が蘇ります。
「古墓に戻るのはやめだ!江湖を渡り歩いて気ままに暮らそう!」
「確かに、始めは楊過は古墓に戻るつもりはなかった…。」
不安が小龍女を襲います。
「もう結構です。楊過に直接聞いて見ます!」

部屋に戻る小龍女。
「ねぇ、楊過。一生古墓で暮らす事になったら退屈にならない?」
「う~ん……。ならない。でも、もしなったら二人で出ればいいじゃないか?」
「わかったわ。もう寝ましょう。」
やはり黄蓉の言う通りかもしれない…。
楊過の様子に小龍女はそう思いました。

部屋の外では武兄弟が、楊過を激しく罵っています。
「同じ部屋で寝るんだとさ!」
「中で獣みたいに寝ているに違いない!」
「あんな奴に助けられるなんて、俺達なさけない。
いっそ金輪法王に殺されていたほうがマシだったよ!」
「あなた達、本気で言っているの!?
楊過が助けてくれなければ今頃とっくに死んでいたのよ。
そんなに死にたきゃ行きなさいよ!私は止めないわよ!」
黄蓉が必死でたしなめていますが、それでも止まりません。

黄蓉は小龍女の後を追って様子を見に行き
楊過達の部屋をこっそり覗いたのです。
同じ部屋とはいえ、楊過は寝床で、
小龍女は離れた綱の上で寝ています。
獣どころかやましい事は何一つ無いようです。

部屋の中では楊過が廊下から聞こえる武兄弟の声に
怒りをあらわにしていました。
「懲らしめてくる」と言う楊過に
「今日は言わなくなっても明日になればまた言うわ。」と小龍女。
「とにかく、今日はもう遅いわ。寝ましょう。」
そう言う小龍女の頬に涙が伝うのを楊過は気付きませんでした。



これで第3巻は終わり。
で、続きの第4巻~第6巻はいつレンタル開始かというと…?

ゲェッ!?10月6日(金)ですってぇ!?
あと、1ヵ月後じゃないの…。

金曜日だなんて金庸と掛けてるのかしら?
ってそんな事はイイから、早く続きが見たいぃ!!!

だって…だって…
道徳や常識無視歴何十年!やりたい様に生きればイイじゃん!
の真髄を会得されている、あの方が登場する筈なのにぃ!(ポッ)

ほんでもって、
道徳や常識を無視する気はありません!
でも未だに道徳や常識が良くわかっていない歴何十年!
知らずに失敗した事で、凹みもしたけど、
もしかして他にも知らずに常識破ってる?という事にも気付かない、
その存在自体が常識外れの方だって出るじゃない!(爆)


くっそぉおおおお!
しかし、今回の3巻だけで既に我が家には
チビブタ毒物が廊下をピョンピョンと蛙飛びし、
サルダルパが訳のわからないチベット語もどきを叫び、
ウリ金輪が血ヘド吐くのを堪えています。
ここでサメ乗りなんて始められたら我が家はどうなってしまうんだろう…?





そしてサルが一言…。
「よかったぁ。魯長老…。左冷禅に殺されたのに…。」
おい!なんか間違ってないか!?(爆)

tag : 神侠侶

comment

Secret

瑛妹へ

3巻を見終わりました!^^

第4巻は10月6日にレンタル開始です。
早く続きを見たいよぉ!!!

fince兄へ

日本次男坊協会…
あったんだ…そんな幇会…(笑)。

第3卷結束了嗎?寫得很好哦!
第3巻は終わったか?よく書けている!

しまったっ!!。

だが、流石は未来の日本次男坊協会・会長候補じゃっ!!。

断っておくが、我らは北の乞食の人達を遥かに凌ぐ勢力を誇っておるのじゃ。
将来が楽しみじゃて。

fince兄へ

ありがとう。

でもね、ウチの嫡男はウリ坊。
サルはアナタと同じ次男坊ですのよ。ほほほ。

>そしてサルが一言…。
>「よかったぁ。魯長老…。左冷禅に殺されたのに…。」
>おい!なんか間違ってないか!?(爆

それでこそどぅい家の嫡男じゃっ!!。

プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
リンク
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
RSS登録用
FC2ブックマークに追加する
FC2ブックマークに追加
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

にほんブログ村
ペタッ♪
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。