『天龍八部』 13回目

あぁ!かわいそうに、朱丹臣たら置いてけぼりだぁ!
駄目だよ、段誉クン!人一倍大変な家臣を困らせちゃ!
胃薬絶えないよね、朱丹臣。

ところで慕容家御一行様が奇妙な集会に出くわしちゃったんだけど、
慕容復って人はどうしてこうも愛想が無いのかねぇ?
もちろん笑ってごまかせるような雰囲気ではないにせよ、
ずぅっと、苦虫噛み潰したような顔してなくたっていいじゃん。
段誉の事、にやけた本の虫(&語嫣ちゃんに付きまとう虫)なんて思っているけど
あんたも燕国復興の虫じゃない。

それしか見えていなくて目の前の事が見えていないというより、見る気が無いと言うべきか?
どちらにしてもその目の前の世界や人々が生きる中に
国は復興されるわけだから、当然見なければいけないのに、
彼の態度を見ていると
まるで、魔法のように別のところで国が浮かび上がるかのような錯覚を覚えます。
現実を見ろよ。目の前の事実を、色眼鏡無しに見てごらん。

そして…。
こちらは現実に戻りたいのに、現実どころかドンドンありえない状況に入っていく虚竹クン。
少林寺に戻ろうと道を急いでた筈が、たまたま娘を助けたばっかりに、またエライ事になって。
背負って逃げた小さな娘が実は…いくつだっけ?
御年九十六歳だっけ?ありえねぇよ!
しかも毎日生き血をすすると1年づつ功力が戻るって
スゴイ設定!
しかも、この娘(婆様?)、虚竹が教えを請うようにと逍遥派の師父に言われた女性の
姉弟子で、しかも姉妹弟子は共に殺し合う程に仲が悪いのよねぇ。
そんな渦中に自ら飛び込んだ、もとい背負い込んだ虚竹クン。
とうとう殺戒まで犯しちゃって、肉喰ったどころじゃねぇよ!
しかも、また背負って逃げる羽目になるなんて、これからどこまで逃げるのやら…。

とにかく慕容復も段誉クンも、あの騒ぎの中置いてけぼりを食らったわけだけど、
一番置いてけぼりを食らったのは朱丹臣だからね!
あぁ、かわいそうな朱丹臣。今頃冷や汗かきながら王子を探しているんだろうなぁ。
ガンバレ朱丹臣!負けるな朱丹臣!
来週は王子を見つけられるのかなぁ?

tag : 天龍八部

『天龍八部』 12回目

やっと、虚竹クンにスポットが当たり始めました!
虚竹クンたら、段延慶が碁盤の魔力に正気を失って
自害しようとするのを見てられなくなったのね。優しいわぁ。

その場しのぎで適当に置いた一手が、何十年にも渡る珍瓏の謎を解く一手だっただなんて、
ホントに君は「ラッキーボーイ」!
段延慶も命を救ってくれたので、さすがに助け舟を出してますなぁ。

でも死にそうな程心乱れていたのに、はっと正気に返って
碁盤の一手を見て、すぐさま次の手を考えられる段延慶って
本当に碁が強いのねぇ。頭良いのねぇ。尊敬してしまう…。

ところで…、
あの珍瓏の中には結局どうやって入ったの?
内攻で突き破れ!とか言われて、オロオロ。
段延慶に助けてもらって中に入ったらしいが、
どこに入り口があったの?

あの「珍瓏」の「瓏」の字の石版は猛スピードで動く自動開閉式石版なのか?
もっと不思議なのは出てきた時。いつ何処からどうやって出てきたんじゃぁ!
しかも聡弁先生も函谷八友も普通に出入りして、どうやって入ったのぉ?丁春秋までさぁ?

結局、はめられたのよ、虚竹クン(笑)。
叩頭八回(3+5)でピーンと来なきゃぁ。「えぇ!?」とか喚いてももう遅いっス。
聡弁先生がしゃべった時から始まっていたのだよ、はめられ人生の序曲が…。
でも、なんだねぇ。何でしょう?あの、内力充填の際のあのCG。
やたらめったらCG使って、あそこは何処だったんだよ?
内力の世界とでも呼ぶのでしょうか?虚竹はヒャーヒャー煩いし。
と、いう訳で一瞬にして師匠が持つ70年分の内力を貰った虚竹クン。
やっぱり君はラッキーボーイ!
20年そこそこしか生きてない人間が70年分だよ?いちいち文句言わないの!
逍遥派の師弟みんなで大歓迎じゃん!顔の事どうこう言われても気にしない気にしない!
本人以外は皆大喜びなんだから。

それにしても気になりますよねぇ?
巻物の絵。王語嫣ちゃんにソックリだなんて!
段誉が見たら其処だけ切り取ってでも良いから「プロマイドとして欲しい!」って駄々コネかねない代物です。
なんで、あそこに語嫣ちゃん(のソックリさん)?
語嫣ちゃんファンなら夜も眠れないくらい気になるトコだなぁ。

なんだかんだで逍遥派の掌門になっちゃった虚竹クン。逃げても無駄です。
今や、逍遥派一門全ての視線がアナタに釘付け!だって掌門なんだもーん!
ほーら、内力だってスゴイスゴイ!掌だけじゃないよ。軽功だってほーら!
追い抜かした事すら気付かない位にスッゲー速く走れるでしょう?
でも、慕容復に嫌な顔されても無理やり駆けっこさせられても、
イマイチわかってない虚竹クン。郭靖並みだ…。


そして、段誉クン!そこの段誉クン!
気持ちはわかるよ。わかるんだけどさぁ。
それはどうかな?朱丹臣もドキドキしてるじゃん。
慕容復はイイよ。この際イイよ。
語嫣ちゃんも困ってるじゃん。もうちっと距離を取ろうよ。
あまりにもピッタリ後に付け過ぎたんじゃないかなぁ?
さすがの包不同も呆れてものも言えない位な所業だよ?
気付こうよ。駆け引きと言われても良いから、もうちーっと距離あけようね。

で、和やかに見ていたら…。
で、出たぁ!悪魔の女!
しかも、男装して虚竹の卓に合席なんて!(男装に気付かないやっぱり君は郭靖並み)
精進麺喰ってる虚竹クンの丼に入れるは入れるは、油に肉の山!
お前ねぇ。少林寺がどれだけ戒律厳しいか知ってる?知ってるからやったんだよね…(ため息)。
虚竹クンの心がその時どれだけ震えてたか知ってる?
(勝手に他派の内力付けちゃうは、掌門になっちゃうはで十分破門されそうな位破戒してんのに)
気を取り直して少林寺の僧として真面目に生きようと寺に帰る矢先だったのよ、彼。
また一つ戒律を破る羽目になった虚竹クンの悲しみやいかばかりかと…。心中お察しします。
彼女的には非常に軽いジャブ程度の悪戯だったけど、その効果は絶大だったよ、ウン。

しかもそこに丁春秋!みつかっちまった弟子の阿紫。
おだて作戦も耶律洪基には通用してもさすがに師父には通じないねぇ。
しかも、そこで始まった第1回慕容復vs丁春秋戦のとばっちりを喰らって
目に毒が入っちゃった。彼女は失明。絶体絶命!(それでも、いいけど)
そこに現れた仮面の男!ヘタレの王道・遊担之!
ドサクサに紛れて阿紫の救出成功。ってさぁ、それは良いけど
背負われて頭ポカポカ叩いているなら、鉄仮面に気づけよ阿紫。
思いっきり触ってるじゃん。パニックだったので気付かなかった?そうなのかなぁ?
晴れて二人きりになれた遊担之。
幸せいっぱい夢いっぱい。そりゃ南院大王府に戻りたかないよね。
二人の幸せなひと時をどれだけ長く保てるかが遊担之の頭の中でグルグル回ってます。

あ、虚竹。隠れてどうする!自信無いのはわかるけど…。
約束しちゃったんだから、今度は頑張ろうね。

はぁ、2回分は長いわぁ。
次回は虚竹クンが無事少林寺に帰れたかどうかが楽しみですね。
あと、やっぱり追いかけてっちゃった段誉クンのその後の行動にも興味津々。
段家の家臣って偉いなぁ。なんていうか、人間が出来ていないと勤まらないね、あの親子に仕えるの。
アレだけフラフラしている皇帝と王子のお供やお留守番をみんなで手分けしてやっているんだものね。
そのうえ他国の情報収集や皇后のお世話まで…なんて素晴らしい家臣たち!
なんか、一番頑張ってるような気さえしてきた。
頑張れ!朱丹臣!負けるな!朱丹臣!来週も応援するね!


関係ないけど…
趙銭孫って日本のTVに出ている人で誰かに似てませんか?

tag : 天龍八部

『天龍八部』 11回目

出会ってしまいましたね、遊担之。
阿紫に目を付けられたのが運のつき。
そう、彼こそは阿紫の忠実な僕にして熱烈な信奉者。
どんなことをされても、阿紫になら構わない。むしろ彼女と一緒の時間が過ごせて喜んでる。

人間凧として引き回されようが、
鉄のお面を赤く焼けたままで顔に押し付けられようが、
そのせいで顔といい頭といい、髪は燃え皮膚は焼けただれ
鉄と顔がくっ付いて己の頭から異様な焦げ臭さを嗅ごうが、
ライオンの檻に頭を突っ込まれ頭かじられようが、
即死級の毒をもつ蜘蛛やら蠍に手を噛ませようが
その様子に手を叩いて楽しそうに喜んでいる阿紫の笑顔が見られれば良い。
自分を人間として見てくれず
たとえ頑丈なオモチャ程度の存在であったとしても、
彼女が自分を求めてくれれば幸せだ。
彼女が自分の名を呼び、彼女の慰めになれば自分も嬉しい…。

って、あんな事されて、まだ阿紫に夢中なんてアンタおかしいよ!
遊担之。阿紫のカワイイ顔に心惹かれたのが不幸の始まりだったのよ。

彼と蕭峯が出会った直後、彼が拾った本は「易筋経」でした。
阿朱が少林寺の坊さんに化けて少林寺の寺からくすねた物です。
最初は主である慕容復の為に盗んだものでしたが、
その後蕭峯に出会い彼に渡したのでしたね。
「易筋経」は『笑傲江湖』の令狐冲の毒(というか病気というか)も治したあのすごい技の事です。

蕭峯は梵語で書かれたこの本を読むことは無かったのですが、
死にそうな遊担之はそんな事お構い無しに藁をもすがる思いで
とにかく絵に描いてある通りにしてみると
意外や意外、体の毒が中和されていくではありませんか。
驚いた彼はこの本の絵に従って修練を始めます。
お陰で遊担之は数々の毒虫の毒を中和して死なずに済んだのでした。
しかも氷蚕の頃になると、彼の易筋経の修練も進み、
毒に強い耐性と、知らず凄い内功をみにつけていたのです。
丁春秋と対峙した時、毒にもやられず殺されもしなかったのは、この為です。
しかし、彼自身その事に気付いていなかったために
ウマ~く、丁春秋に丸め込まれて弟子になってしまいました。
また最悪な所に弟子入りしたもんだ。
丁春秋…「星宿老怪」の掌門。この人、どこかで見た顔なんだけど…。
いえ、演じている役者さんの顔ね。
白髪だし白髭だし白眉だし。雰囲気は違うのだけど
でも確かにどっかで見た顔なのよねぇ。
誰?なんか凄く心に引っかかる…。
ここまで出てるのに…!まさかねぇ…?いや思い違い?

とにかく遊担之はどこまでも阿紫一筋で生きていきます。
彼女の為なら火の中水の中。
そして彼女はそんな彼に火も水も用意してあげちゃう!私って優しいでしょ?

あ!忘れるトコだった!
やっと出てきたよ!第3番目の主人公、虚竹!
情けない位の少林寺の坊さんです。
孤児の彼は物心付いた時から少林寺で育ち全く外部の暮らしを知りません。
今回初めてのお使いで寺から世俗に降りてきました。
純粋培養な心根を持つ真面目な坊さんです。

この戒律厳しい少林寺の僧として真面目一直線な彼が、
世俗の煩悩の権化の息子・段誉と知り合いになります。
登場シーンは情けない奴!弱っ!コイツは絶対いじられキャラだ!匂いがプンプンする。
第3の主人公がこんな事で済むはずが無い。
郭靖もそうだった。人の良い優しくて真面目な主人公は
世のおじ様おば様にいじられて何ぼなんじゃぁ!

そして、段誉は慕容復と公式に御対面!
王語嫣に夢中の彼にとって一番複雑な相手です。
だって彼女に会いたきゃ、彼に会わなければいけないんだモノ。しかも、会っても彼女は慕容復ベッタリで彼なんか単なる「イイ人」どまり。
もの凄い三角関係。と言うより一直線で三角にもなっていない。
しかし、あんたも懲りないねぇ。

はぁ、話があちこちにとんだ今回のお話。しばらく「呪い親父」の顔は見ずに済みそうだ。


ところで…。
yahooに「翻訳検索」なる機能が付いたそうな。試しに検索してみた。
プ!なんだこれ?翻訳文読んでも日本語として意味わからない!
機能はついても翻訳自体はまだまだ完全ではないのね。
で、好奇心から「武侠」で中国語のサイトを検索してみた。
で、ヒットしたその数にビックリ!なんと、 12980962件!
サイトの中には「金庸」だの「射英雄伝」だのという言葉がドッチャリ!
「射英雄伝」だけで7453件。
さすが、中国。日本がどれだけ武侠後進国かわかりました。
だって、日本で同じ検索すると、10件前後がいいくらいなんだもん。あ、yahooでの検索ですけどね。
これから、日本でももっと武侠ジャンルがメジャーになるとイイなぁ。

tag : 天龍八部

『天龍八部』 10回目

阿紫の兄弟子達が大挙登場!なんだろう?この人達。
媚びへつらうばかりで、うだつの上がらなさそうなのがいっぱい。「星宿老怪」の皆様方。
心なしかみんな変。きっと師匠も変わった人なのねぇ。

阿紫の事…。
蕎峯も助けなきゃ良いのに、世の為人の為アナタの為にも。
阿朱に頼まれちゃったからねぇ。
「道を誤らないように」って。もう誤りまくってるじゃん!
阿紫のことはイイや。どうせ次回は阿紫の事ばかり書くのでしょうから。

次回の「強烈マゾ男の登場で本領発揮の阿紫!」の巻に乞う御期待!(したくは無いが…)

出ました!女真族の完顔さん!
そう!完顔阿骨打(アグダ)は大金国の趙王・完顔洪烈の御先祖様ですねぇ。
なかなかの好漢です。頭にかぶった毛皮の帽子はどちらも同じだけど
趙王の時代に比べて阿骨打の時代の女真族の暮らしは質素だったのね。
テムジンの頃の蒙古と同じ位かなぁ?も少し豊かかなぁ?
そこに現れた契丹人の猛者。ずいぶん位は高そうだけど…。
喬峯は初めてとも言える契丹人とのまともな接触で
自ら捕らえたその契丹人の貴人と義兄弟の契りを交わして逃がしてやる。
自分が契丹人と知ってから、初めての契丹人(しかも好漢)という事で
両親を失い知己も無く縁者も知らない喬峯は何かしら契丹人と繋がりが欲しかったのでしょうねぇ。

感心したのは、蕎峯が契丹人の捕虜を逃がしてやったどころか
その捕虜と義兄弟の契りを交わしたと聞いた阿骨打が何の咎め立てもせずに済ましたことです。

だってそいつのせいで自分の集落の男達が何人も殺されたと言うのに
そいつと義兄弟の契りを交わして逃がしたなんて
眉をひそめても良さそうなのに。何も言いませんでした。
好漢は好漢を好むという所でしょうか?

良い人たちにめぐり合えてよかったね。
さて、その貴人というのが…。なんと契丹の皇帝・耶律洪其!
って事は、喬峯は皇帝の義弟になったんだ!す、すげぇ義兄をお持ちになられて…。

ところが義兄に危機が!重臣が謀反を起こしたって?
軽装備で狩りに出ていた皇帝は留守を狙われ大ピンチ!
蕎峯は、義兄を放って逃げるような漢ではない。
しかし、多勢に無勢でしかも人質まで取られた義兄・皇帝を助ける為、
さて、喬峯はどうするの?

そして、傷も癒えてきて段々元の調子が戻ってきた悪魔の女…。
復調すればするほど蕎峯が離れていくのは己の所業とその性根のせいだって
わかってんのか、業なのか?

とにかく、次回から阿紫ワールド全開なのは、わかった。
心して来週を待とう。

tag : 天龍八部

プロフィール

どぅいちゃん

Author:どぅいちゃん
『射雕英雄伝』を見て武侠の世界に嵌りました。
パパこと東邪・黄薬師に心を奪われ、それ以来武侠の「イカレオジ専」担当です。
リアルな武侠仲間がいないのを憂いて、ゲリラ的に武侠布教活動を行っております。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
リンク
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2005/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
ブログ内検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
RSS登録用
FC2ブックマークに追加する
FC2ブックマークに追加
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

にほんブログ村
ペタッ♪